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第81回選抜高校野球大会展望

 投稿者:た・あ  投稿日:2009年 3月15日(日)00時39分36秒
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   球春到来。いよいよ3月21日より、第81回選抜高校野球大会が開幕する。各ブロックを4つに分けて、勝ち上がり予想を行ってみたい。

【Aゾーン】
◎中京大中京 40%
○光星学院  18%
▲金光大阪  17%
△今治西   8%
×神村学園  7%
報徳学園(5%)、倉敷工(3%)、高崎商(2%)

 昨秋の東海王者・中京大中京が一歩リードか。4番でエース、プロ注目の堂林が注目されるが、3番を打つ河合もプロ注目の逸材で昨秋は12本塁打、5番・伊藤も9本塁打と爆発した。3人を中心とする強力打線が実力を発揮すれば、上位進出は堅い。
 追う2番手グループは横一線。好投手・下沖擁する光星学院、4番・遊撃のプロ注目スラッガー・陽川擁する金光大阪、1年夏から中軸として甲子園経験のある大型遊撃手・瀧野のいる今治西、複数投手陣を擁する神村学園、昨夏甲子園を経験した三塁手・西郷がチームを引っ張る報徳学園にもチャンスは十分だ。


【Bゾーン】
◎慶 応   40%
○清 峰   25%
▲福知山成美 15%
△国士舘   6%
箕島(5%)、日本文理(4%)、開星(3%)、大分上野丘(2%)

 3強が大きく他を引き離す。その中で、昨秋明治神宮王者・慶応がやや抜けているか。右腕エース・白村(はくむら)の球速とボールのキレは抜群。近年甲子園に出場した慶応のエースは好投手揃いであるが、その中でも白村は素材としては間違いなくNo.1。あとは昨秋のケガ(腰痛)がどこまで回復しているか。打線は4番の植田、5番の白村が中心となる。
 夏春連続となる清峰は、プロ注目のエース今村が健在。MAX146キロの快速球と横滑りするスライダーを武器に、昨秋はイニング数以上の奪三振数を記録している。
 昨秋は近畿ベスト4の福知山成美にも好投手がいる。エース・長岡の昨秋の防御率は0.49と驚異的。MAX142キロの直球も魅力的だが、111イニングで22個の与四死球という数字が物語るように、制球力がこの投手の最大の売り。野手陣は、昨夏甲子園を経験した3番・遊撃の杉本、4番・三塁の深瀬、5番・捕手の福本が中心となりチームを支える。
 以上3校とやや差はあるが、春に強い国士舘も侮れない。技巧派右腕エースの荷川取は昨秋東京都大会で帝京、早実を連破した。大型遊撃手の西畑が4番を打つ伝統校の箕島、21世紀枠で出場の大分上野丘の戦いぶりにも注目だが、上位進出は極めて難しいだろう。


【Cゾーン】
◎PL学園 45%
○明 豊  24%
▲西 条  15%
△鵡 川  5%
花巻東(4%)、前橋商(3%)、南陽工(2%)、下妻二(2%)

 PL学園が投打に充実している。1年生4番・歓野が今年のPL学園最大の目玉選手であることは間違いないが、歓野以外にも注目の打者が並ぶ。1番・中堅の吉川は昨秋8本塁打、5番の大槻も8本塁打と長打力に溢れる。守備陣は二遊間コンビの安田・石崎中心に伝統の堅守は健在。投手陣は、左腕エースの中野が安定、昨秋公式戦防御率0.40と素晴らしい数字を残した。
 昨年に続き2年連続のセンバツとなる明豊はエースの今宮、4番の河野と投打の中心選手が健在。2番手投手として左腕・野口も台頭してきており、連戦を戦う上で心強い。練習試合含めて新チーム結成以来の成績が52勝7敗と群を抜いており、九州地区では清峰と並んで圧倒的な力を有する。
 初戦でPL学園と激突する西条は、エースで4番の秋山が注目の存在。投手としてもハイレベルだが、打者としての秋山は強烈。打球の速さ、飛距離ともに超高校級。今大会最強スラッガーの座を賭けて歓野と勝負する。
 鵡川は、西藤、柳川、森の破壊力満点の中軸打線が看板。直球に威力のある西藤中心の投手陣がどこまで踏ん張れるか。
 今大会No.1左腕・菊池を擁する花巻東が上記4校に対して一泡吹かせられるか。残り3校は苦戦が予想される。


【Dゾーン】
◎天 理  54%
○習志野  16%
▲早 実  12%
△興 南  10%
掛川西(2%)、利府(2%)、彦根東(2%)、富山商(2%)

 やや寂しい顔ぶれ。昨秋明治神宮大会準優勝の天理が大きくリードする展開。沼田、中山、田渕とタイプの違う3人の投手を揃えて安定感のある投手陣とつながりのある打線の総合力は今大会トップクラス。1番を打つ1年生の内野はパンチ力のある打撃が持ち味で、昨秋は13本塁打と暴れた。以下、2番・原田、3番・西浦、4番・西川、5番・徳山と長打力と確実性を兼ね備える打者が並ぶ。ベスト8入りした昨春に引き続いての出場となるが、昨夏は県大会2回戦で奈良大附に大敗しており、今大会は昨春以上の成績を収めて名誉挽回を図りたい。
 追うのは昨秋関東大会2位の習志野。昨秋は接戦の連続だったが、技巧派右腕・山田が好投して33年ぶりの春を射止めた。打線も大物打ちはいないが、機動力豊かで、1〜9番のどこからでもチャンスメークできる。組み合わせ的にも極めて恵まれており、8強進出は堅い。
 早実は、昨夏1年生4番として注目を集めた小野田がエース。同じく1年生右腕の鈴木も控えており、高い投手力を誇る。打線は4番に座る大型スラッガー・森、投手の小野田、主将の中野が中心。選手個々の能力が高く、一冬越えて大きく成長している可能性を秘める。初戦の天理戦に全力でぶつかりたい。
 1年生エース左腕・島袋に安定感があり、一昨年夏に甲子園を経験した右腕・石川が控える興南も面白い存在。昨春センバツ優勝の沖縄尚学に続く活躍が期待される。
 21世紀枠の利府は昨秋県大会で仙台育英を撃破した。塚本、高橋と2人の好左腕が機能すれば一波乱巻き起こす可能性はある。同じく21世紀枠の彦根東は速球派右腕・金子の投球に注目。掛川西、富山商はまずは初戦突破が目標だ。


 全体的に有力校が散らばった印象があるが、昨秋地区大会優勝校が集結したBゾーン、優勝校以外では最強と目されるPL学園と明豊が同組に入ったCゾーンの勝者の行方次第で、展開は大きく変りそうだ。開幕は3月21日(土)。
 
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