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4月26日(日) 保土ヶ谷球場
▼春季神奈川県大会準々決勝第1試合
横 浜 111 132 0=9
藤嶺藤沢 000 010 0=1 (7回コールド)
【横 浜】
(二)小 川
(遊)大 石
(三)筒 香
(右)無 江
(一)新 井
(捕)小 田
(左)松 元
(投)中 岡
(中)中 原
今秋ドラフト上位候補・筒香を3番に置く新オーダーで春季大会に臨む横浜。この日は見事に機能した。藤嶺藤沢の2投手から9得点の猛攻。5番・新井の場外弾など破壊力を見せ付けた。注目の筒香は3安打。遊撃手が腰を抜かすショート強襲安打は場内がどよめいた。また、筒香をはじめとする昨夏からのメンバー5人に加え、無江、新井、松元の新戦力が打線に勢いを与えている印象。投手陣は、この日からエース番号を背負う2年生サイド右腕・中岡が好投。7回を被安打3とほぼ完璧。変則右腕が背番号1を付けることは横浜高校では稀なことであるが、夏も軸となる投手であることは間違いない。
藤嶺藤沢は好チームだが、8強が壁か。残念ながら、夏も甲子園までは届きそうもない。
▼第2試合
横浜創学館 10−6 向 上
【横浜創学館】
(三)鈴 木
(二)井 村
(右) 谷
(一)圓垣内
(遊)亀 山
(左)松 尾
(中)和 光
(捕)中 條
(投)中 嶋
横浜創学館の打線活発。向上の好投手・神から15安打10得点。順当に勝利した。投手陣は少々心もとないが、看板の打撃力が次戦の相手である横浜高校投手陣にどこまで通用するか見もの。横浜高校の縮小版といった感の否めないチームだが、番狂わせの可能性が無くはない。
向上は、2番手でマウンドに登った188センチ右腕の安斉の速球が強烈。140キロ近く出ていたように見えた。夏までにこの投手がエース番号を奪うようであれば面白くなる。現状のチーム力では、藤嶺藤沢同様に8強が壁となるだろうが、安斉がハマれば私学第1勢力校の1つぐらいは食えるかもしれない。
全く関係のない話になるが、この日は観戦後、出張で福島県Jヴィレッジへ。新幹線の走っていない地域のため、常磐線を使用。1日中電車に乗っていた感じだ(小田原〜海老名〜星川〜横浜〜新宿〜上野〜広野)。もう3回目の宿泊となるJビレッジだが、昨夏はあれほど賑わっていた同施設も今回は何と宿泊客は私のみ。価格が高いこともあり、この不況下、あれほどの贅沢環境でサッカーがやれるチームも少ないのであろう。
4月29日 大和引地台球場
▼準々決勝第1試合
慶 応 000 000 001 00=1
桐光学園 000 010 000 01=2 (延長11回)
【桐光学園】
(遊)石 川
(左)野呂Jr.
(三)東條航
(捕)佐々木
(一)柳 館
(右)松 本
(二)内 藤
(投)東條大 ⇒ 森
(中)高 橋
【慶 応】
(右)春 山
(遊)佐 藤
(左)渡 辺
(三)谷 田(1年)
(中)荒 川
(一)岩 田
(捕) 橘
(投) 明 ⇒ 三 宮(1年)⇒ 白 村
(二)杉 山
大和引地台球場(別名:ドカベンスタジアム。里中と山田太郎の銅像が球場入り口付近に飾ってある)に初めて足を運んだ。小田急桜ヶ丘駅から徒歩10分程度とアクセスは悪くない。しかしながら、日差しをモロに浴びる構造と、ネットの目が細かく打球が見難いことが難点。また、収容人員も少なく、この日も試合開始15分前には内野スタンドは立見客が出、外野開放となった。4年前の夏、この球場で横浜と慶応のカード(3回戦)が組まれたことがあった。その日は平日にも関わらず外野席も超満員となり、球場外まで人が溢れかえり、付近は大混乱したとのこと。
今日の第1試合はセンバツで失態を演じた慶応と桐光学園の対戦。慶応はセンバツからメンバーを大幅に入れ替えており、センバツで4番を打った主将の植田、守備の良い石黒などの名前がスタメンから外れ、新4番には1年生・谷田を抜擢。試合は両校先発投手が力投し、1点を争う好ゲームに。慶応は注目のエース・白村が7回から登板。桐光学園がその白村から延長11回に犠飛で1点をもぎ取ってサヨナラ勝ち。昨秋準々決勝の再現となったカードは桐光学園が雪辱を果たした。桐光学園は例年のような強打者は不在だが試合巧者ぶりは例年通り。敗れた慶応はエースの白村が存在感を放っていた。145キロ級の速球はやはり凄い。神奈川県No1投手であることに異論はない。まだレギュラーが固まっていない野手陣は夏までにはさらに整備されてくるはず。4季連続の甲子園も十分に狙える位置にいる。
▼第2試合
横浜商大高 10−3 横浜隼人 (8回コールド)
【横浜商大高】
(左)不 破
(遊)鈴 木
(一)篠 塚
(捕)中 村
(右)中 垣
(投)寺 田
(三)吉 濱
(中)佐々木
(二)古 川
投打に能力の高い選手を揃えた横浜商大高が圧勝。エース右腕・寺田は140キロ近い速球が冴えた。県下No1捕手と評判の中村が2二塁打を放ち、その後を打つ中垣にも特大の1発が出た。03年以来となる甲子園が見えてきた。
横浜隼人は、藤嶺藤沢、向上同様に8強が壁。投打にまとまっているが、4強以上に進出するには厳しい戦力といわざるを得ない。
この日で4強が出揃い、夏の第1〜第3シードが確定した。
<準決勝組み合わせ>
桐光学園 vs 横浜商大高
横 浜 vs 横浜創学館
準決勝の勝者が関東大会(敷島球場など)へ進出する。第2試合は横浜が順当に勝利しそう。第1試合は予測不能。能力は、横浜商大高>桐光学園だが、試合運びの上手さで桐光学園に一日の長。非常に楽しみな一戦となる。個人的には横浜商大高が、関東大会でどの程度やれるのかを見てみたいが・・・。準決勝の結果を見て、関東大会の観戦予定を考えたいと思う。注目の準決勝は5月2日。
【夏の展望〜準々決勝4試合を観戦して】
選手個々の能力からすると、横浜、横浜商大高、慶応の3校が頭一つリードしているように感じた。現時点では4番手と思われる桐光学園の試合巧者ぶりも光った。準決勝で横浜商大高相手に勝利するようであれば、夏も俄然本命視される存在になる。また、未観戦であるが、横浜相手に一時は6−0とリードを奪った桐蔭学園の評判も高く、ノーシードとなる同校がどのゾーンに入るかで展開が大きく変るであろう。このところすっかり上位常連となった横浜創学館、32年ぶりの夏を狙う東海大相模、公立の星・川崎北にも可能性が無いわけではない。絶対的なチームがなく、例年以上の大混戦模様だ。
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